生活習慣病を予防する純黒にんにく

生活習慣病 By せんにんにく

滋養強壮の代表格であるにんにくを熟成して更にパワーをアップした黒にんにく!その中でも岡崎屋の純黒にんにくは生活習慣病への予防対策成分が特に豊富に含まれています。今回は黒ニンニクが生活習慣病の予防を本当にサポートしているのかを調べました。

純黒にんにく、生にんにく 成分の違い

ニンニクは滋養強壮に優れた食品として昔から有名ですが、生のにんにくを熟成させることで生にんにくの何倍ものパワーを持つ黒ニンニクに生まれ変わります。

成分の一部を抜粋した表をご覧ください。

成分純黒にんにく生にんにく
総ポリフェノール215mg34mg
S-アリルシステイン16mg1mg
アルギニン388.00mg110.33mg
アリイン68mg518mg
アリシンNo Data17mg
mg/100g

上の表をみると、特にS-アリルシステインは生のニンニクに比べると16倍も増えています。

ほかにも総ポリフェノールが6倍アルギニンが3倍と大幅に増えています。

ニンニクの臭いの原因とされる成分はアリシンと言いますが、アリシンアリインが酵素によって変化した成分です。その黒ニンニクのアリイン量は生ニンニクに比べて激減しています。

黒ニンニクはアリインがほとんど含まれないため気になるニオイが少ないのです。

アリシンの殺菌力はかなり強いのじゃ!だから、ニンニクを生で過剰摂取すると、胃腸内のビフィズス菌などの有益な腸内細菌類を殺して、胃腸障害を引き起こす危険があるのじゃ!

ちなみにこのアリシンを加熱したりオイルに付けるとアホエンという成分になるのじゃが、このアホエンは抗酸化力、抗ガン作用がとても大きいのじゃ!

ではこれらの成分が生活習慣病にどのような効果があるのでしょうか?

生活習慣に効果のある純黒にんにくの成分

生ニンニクより16倍も増加!S-アリルシステイン

S-アリルシステインアホエンより抗酸化力、抗ガン作用が大きいといわれており、生活習慣病の様々な症状に有効であることがいろんな研究で確認されています。

特に予防が期待できるのは高血圧、アルツハイマー、動脈硬化、ガン、心臓疾患などで現在でも世界中で研究がおこなわれています。

S-アリルシステインは水溶性のため腸壁からすぐに吸収されるため即効性で、血液中から体を巡回して活性酸素を還元し悪玉コレステロールを減らし、血液をサラサラにする効果があります。

総ポリフェノール

ポリフェノールは自然界に五千種類以上あるといわれています。黒ニンニクには数種類のポリフェノールがありますが、その総ポリフェノール量は生ニンニクより6倍増加しています。

ポリフェノールは抗酸化力が強く水に溶けやすい性質を持っており活性酸素を無害化するなど有害物質を無害に変える作用があります。
このためS-アリルシステインと同様に生活習慣病の予防に効果的な成分です。

アルギニン

アルギニンは非必須アミノ酸ですが、体内で作られる量は少ないので食物から補う必要のある栄養素です。
黒ニンニクのアルギニン量は生ニンニクの3倍増加しています。

アルギニンは成長ホルモンの分泌を促す作用があり、免疫細胞を活性化する効果があります。
成長ホルモンは病気にかかりにくくし、傷の治りを早くし、脂肪の代謝を促して筋肉を強化する作用があります。

アルギニンは血管を拡張させるため、冷え症、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞など生活習慣病の予防にも効果があります。

生ニンニク抽出液はリンパ球の活性を弱めるが、黒ニンニク抽出液はリンパ球の増殖を促進するという測定データがあるのじゃ!つまり、黒ニンニクには免疫力増強作用があるということじゃ!

これらの成分以外にも黒ニンニクには生活習慣病の予防だけでなく、老化防止、疲労回復、精力増強、美容、ダイエットなどに効果的な成分が含まれています。

このことから、黒ニンニクは白いニンニクよりも何倍も効果的な健康食品といえます。

黒ニンニクには発癌抑制作用があるのか?

日本医事新報社に「黒ニンニクには発癌抑制作用があるのか?」という質問が載った記事がありました。

それに対する回答は「ラットを用いた検討結果では,黒ニンニク粉末は大腸発癌の予防に有用と思われる」というものでした。(藤田医科大学医療科学部臨床検査学科 千原猛准教授)

内容を要約してみましょう。

この記事はガン患者が癌発生を防ぐという理由で黒ニンニクを毎日のように摂取していることに関しての質問でした。
つまり本当に黒ニンニクはガンに効果があるのか?という質問です。

准教授は市販乾燥スライスニンニクを処理し得られた黒ニンニクと同様の黒褐色の粉末をラットに使用した実験を行っています。

難しいところは直にご覧いただくとして、市販乾燥スライスニンニクよりも黒ニンニクの抗酸化活性は増加することが判明したということです。

この黒ニンニク粉末をラットの大腸前癌病変形成に対して与えたところガンの形成を抑制したといいます。
実験に使用した黒ニンニクの粉末は大腸発癌の予防に有効であると思われ、市販の黒ニンニクにも同様の作用があると考えられる、このように最後に締めくくられていました。
引用:日本医事新報社

純黒子さん

仙人!純黒にんにくだけ食べていれば生活習慣病を予防できそうですね?簡単で助かるわー!

馬鹿もん!純黒にんにくだけで生活習慣病を予防できるか?そんなに簡単に予防できるならだれも苦労はせん!

まずはタバコや飲酒、偏食などの普段の生活習慣を改めないといかん!それに適度な運動もじゃ!

まとめ

いかがでしょうか?生活習慣病の予防に純黒にんにくが有効な理由ががわかりましたか?生活習慣病以外にも純黒にんにくがいろんな効果をもたらしている例がいっぱいあります。今後も機会があったら実際に効果のあった記事を載せますから期待していてください。

 


カテゴリー:生活習慣病
タグ:S-アリルシステイン,アリイン,アリシン,ポリフェノール,生活習慣病,純黒にんにく

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