黒にんにくは生活習慣病の予防や美容、ダイエット効果などたくさんの有益な成分が含まれています。ですから、黒にんにくは特に女性に特にとってお勧めなのですが、その理由をもっと深く掘り下げてみたいと思います?今回は女性の方必見ですよ。
黒にんにくの成分比較
黒にんにくが女性に特にお勧めな理由を述べる前に、生のにんにくとの成分比較を簡単にします。
まず、S-アリルシステインです。これは自然界ではにんにくにしか含まれない成分で生のにんにくにはごくわずかしか含まれない成分ですが、黒にんにくになることで16倍に増加しています。(純黒にんにくのデータ)
このS-アリルシステインですが研究の結果とんでもなく有益な成分であることが判ってきました。
つぎにいろんな健康食品で有名なポリフェノールですが、生にんにくに比べ総ポリフェノール量は6倍に増えています。(純黒にんにくのデータ)
アルギニンは生にんにくに比べ黒にんにくでは3倍に、各種アミノ酸は2~7倍に増加しています。(純黒にんにくのデータ)
黒にんにくの成分については生産者によって素材や熟成方法が違うので一定ではない。メーカーサイトに表示されてない成分も実際には含まれておることが多いのじゃ。
これらの数値の比較は純黒にんにくの場合の比較ですが、メーカによってはもっと大きな数値のところも存在します。
ではこの結果を踏まえて次に行きます。
黒にんにくの美容効果
抗酸化作用といえばは美容に欠かせない作用ですが、S-アリルシステインとポリフェノールには強い抗酸化力があります。
抗酸化作用とは増えすぎた活性酸素を除去することで、増えすぎた活性酸素はあらゆる面で害を及ぼすため排除しなければなりません。
体の抗酸化力を高めることは体の酸化を防ぐため老化対策、つまりアンチエイジング効果も大きいということです。
また、黒にんにくには基礎代謝を促進させ肌のターンオーバーサイクルを正常にする効果があります。
S-アリルシステインとポリフェノールには更年期によるホルモンバランスを正常にする効果もあるため、更年期障害が男性の何倍もつらい女性に体してとても有効なのです。
そしてアミノ酸の一種アルギニンですが、高い保湿効果があることと、成長ホルモンの合成を促進し新陳代謝を良くするする作用があります。
そのためアルギニンは、肌の乾燥や肌荒れを防いでくれ、また、成長ホルモンの合成を促進し新陳代謝を良くするので、肌のターンオーバーを正常にする効果があります。
このため黒にんにくを毎日食べ続ける方には乾燥肌やシミが改善されたと喜ぶ方が多くいます。
黒にんにくによる便秘改善
美容と深いつながりがある便秘ですが、黒にんにくによって便秘が改善された結果、美肌になったという例が少なくありません。
黒にんにくのS-アリルシステインとポリフェノールは腸内の善玉菌を活性化する作用があるので、腸内環境を整え腸の蠕動運動を活発にするので便秘が改善されます。
S-アリルシステインとポリフェノールは水溶性ですぐ体内に吸収されるため、即効性があります。そのため、黒にんにくを食べ過ぎると翌日の便がゆるくなることもあるそうです。
便秘について臭しく知りたい方は過去のページ参照
便秘改善!純黒にんにくのパワー
黒にんにくのダイエット効果
ダイエットも美容および便秘改善と深いつながりがあります。ダイエットがうまくいかない方は便秘も美容も改善できていない方が多いです。
ダイエットには褐色脂肪細胞を活性化させることが大事ですが、褐色脂肪細胞を活性化させるには交感神経から分泌されるアドレナリンやノルアドレナリンといったホルモンが不可欠なのです。
これらのホルモンの分泌を高める成分が黒にんにくにはたくさん入っています。
褐色脂肪細胞について詳しく知りたい方は過去のページを参考にしてください。
褐色脂肪細胞と黒ニンニクのダイエット
黒にんにくによる冷え性改善
女性にとってつらいのが冷え性でしょう。男性との違いである筋肉量の少ない女性特有の悩みといえます。
冷え性は血行障害が原因であることが多いので、血行を改善することで良くなるケースが多いのです。
血行障害に効果的なのが、黒にんにくに含まれるメチルアリルトリスルフィド(MATS)とアホエンです。
この二つは動脈硬化を予防、血液をサラサラにする効果があり、強い抗血栓作用やコレステロール抑制作用があります。
このため黒にんにくを摂取すると冷え性が改善される効果が期待できるのです。
冷え性について臭しく知りたい方は過去のページ参照
にんにくで冷え症は改善できる!
まとめ
いかがでしょうか?黒にんにくには男性よりも女性にとって有効な成分が多く含まれていることがお分かりでしょうか?特に更年期障害は女性にとって避けられないものです。黒にんにくを摂取して少しでも改善できれば幸いです。