活性酸素を抑制する黒にんにく 

健康 By せんにんにく

活性酸素という言葉はテレビなどで良く耳にしますが、ほとんどが悪役扱いになっていますよね。はたして活性酸素とはそんなに悪い奴なんでしょうか?今回は活性酸素について掘り下げたいと思います。また、黒にんにくがどうやって活性酸素を抑制するのか?どうぞご覧ください。

活性酸素は本当に悪役なの?

活性酸素は本当に悪役なのでしょうか?体内で不要な物質ならなぜ活性酸素が生まれるのでしょうか?

いえいえ、実は活性酸素は体に無くてはならないものなのです!

呼吸で取り入れられた酸素のうち2%ほどが活性酸素になるそうです。

活性酸素の役割は体内に侵入してきたウィルスや病原菌を殺す大事な役割を持っています。また、老廃物を分解し体外に排出しやすくする役目ももっています。

だから、活性酸素が全く無くなると人間はすぐに病気になってしまうので生きていけません。

ところが、活性酸素が過剰になると今度は正常な細胞を酸化させて老化やガン化させてしまうことが起こるため、テレビなどで悪役扱いされているのです。

過剰に活性酸素を生むのは生活習慣が主な原因です。仕事や家庭のストレス、肥満、食生活の乱れ、栄養の偏り、喫煙、飲酒、運動不足などが活性酸素を過剰に生む大きな要因となっています。

だから、これらの生活習慣を改めることが重要なのですが、いきなりすべてを矯正することは並大抵ではありません。

そこで過剰な活性酸素を還元して無効にしてしまう抗酸化力の大きな食材がクローズアップされます。

抗酸化力の大きな食材はかなり多くありますが、テレビで放映されるたびにスーパーマーケットの売り場が空になるくらい大きな反響がありました。

それはそれで悪いことではありません。いろんな食材を食べれることができ、気分転換にもなります。短期的に終わらず継続できればいいのですが、次から次へと健康食材が出てくると焦点がぼけてきますよね。

栄養バランスを考えて抗酸化力の大きな食材を一品加えるだけでも、過剰な活性酸素を抑制できる食生活になるはずです。

生活習慣病対策の食事は日本食がお勧めじゃ!一番栄養のバランスが取れておるし、食材にも生活習慣病の予防に有効なキノコ、海藻類が多い!日本人の食卓にワカメや豆腐の味噌汁が無いとちと寂しいぞ!

純黒子さん

ですよね~!私、ワカメと玉ねぎの味噌汁が大好き!仙人は?

 

わしか?わしは野菜たっぷりの味噌汁が好きじゃ!特に豚汁が好きでな、良く作っておる!

純黒子さん

ええ?仙人が作るんですか?作れるんですか?

馬鹿もん!こう見えてわしは料理が好きなんじゃ!腕も確かなんじゃぞ!
それに料理ができるほうがおなごにもてるんじゃ!

純黒子さん

仙人なのに女子にもてたいんだ。いやだ~。

黒にんにくは抗酸化力が大きいスーパー食材

米国の国立癌研究所が選定した、ガンを予防する食材「デザイナーフーズ」の中でにんにくが頂点に君臨したことは前回紹介しました。

 

そして、にんにくよりも黒にんにくのほうが抗酸化力が大きいことが研究でわかってきました。

特に、にんにくにしか存在しないS-アリルシステインについては、にんにく由来の有効成分の中で最も薬用効果が期待されている成分です。現在も各国で臨床や治験の研究が進められており次々に新たな効果が発見されつつあります。

S-アリルシステインについて現在わかっている効果だけでも
・ガン予防
・認知症予防
・高血圧改善
・動脈硬化改善
・血流改善
・心臓病予防
など生活習慣病のほぼすべてに改善、予防効果が認められています。

このS-アリルシステインは生のにんにくには僅かしか含まれていませんが、熟成され黒にんにくになることで、なんと16倍も増加します。(純黒にんにくの場合)
だから黒にんにくは近い将来「デザイナーフーズ」の頂点になってもおかしくありません。

S-アリルシステインは水溶性なので胃腸からすぐ吸収されやすいという特徴があり、即効性の効果が期待できる成分です。ただし長期間は持続しないので毎日摂取することが効果的です。
たから、仮に発病して体調が悪くなっても黒にんにくを毎日摂り続けていると効果が早く実感できると思います。

黒にんにくのポリフェノール

健康食材のテレビ番組でも比較的に良く出る栄養成分がポリフェノールでしょう。
ポリフェノールには数種類ありそれぞれ効果が違いますが、共通して抗酸化作用が大きく活性酸素の抑制効果があります。

S-アリルシステインと同様にガン予防など生活習慣病の予防・対策に効果が大きいことが知られています。

黒にんにくには複数のポリフェノールが含まれており、総ポリフェノール量は生にんにくの6倍も増量しています。(純黒にんにくの場合)

またポリフェノールも水溶性で胃腸から吸収されやすく即効性の効果がありますが、長期間の持続効果はありませんから毎日摂取するのが効果的です。

活性酸素の抑制だけではない黒にんにく効果

活性酸素を抑制すれば生活習慣病や老化の対策にも効果がありますが、黒にんにくには新陳代謝を活性化し、肌のターンオーバーを正常化するので乾燥肌を防ぎ、肌がきれいになる美容効果があります。

さらに更年期によるホルモンバランスの乱れを正常化する効果もあります。

腸内環境を整え善玉菌を増やすことで便秘改善にも効果的です。

血液をサラサラにする効果があるため血流が改善でき、冷え性が良くなります。

そして悪玉コレステロールを排除するため、動脈硬化や高血圧などの改善効果があります。

まとめ

黒にんにくの成分研究はすべて解明されているわけではありません。最近わかってきたS-アリルシステインもそうですが、もしかしたら別の新たな成分が発見されるかもしれません。
実際に黒にんにくの効果を感じている方は、健康な方よりも多少体調が悪くなったと感じている方に多いようです。


カテゴリー:健康,美容,黒ニンニク
タグ:S-アリルシステイン,ポリフェノール,抗酸化力,活性酸素,純黒にんにく,美容,黒にんにく

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